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  • 林 優子

見様見真似 AWS+CentOS7+PostgreSQLでアプリケーションサーバーを構築してみよう -2-


前回インスタンスを作成したところで終わりました。

今回は、作成したインスタンスに接続してみましょう。

その前に。。。

クラウド環境が使いやすいことの1つは、必要な時にインスタンスを起動(開始)して、作業を終了するときに停止し、また使いたくなったら起動できることです。

私は前回、作成後停止したので、起動するとことからお見せします。

ログインしたら「EC2」をクリックします。

インスタンスをクリックします。

起動の前に、前回の補足をします。

前回、「2. インスタンスタイプの選択」というステップ時において、「確認と作成」というボタンをクリックしたのですが、そのボタンの隣にある「次の手順:インスタンスの詳細設定」というボタンをクリックすることもできました。

このボタンをクリックすると、「ストレージの設定」「インスタンスのタグ付け」「セキュリティグループの設定」ができます。

しかし、「ストレージの設定」「インスタンスのタグ付け」「セキュリティグループの設定」は、「作成ステータス」の画面やインスタンス設定後でも可能です。

「インスタンスのタグ付け」を行わずに作成すると次の画面のようになります。

Name列をご覧ください。上2つが空欄ですよね。これが「インスタンスのタグ付け」が行われていない状態です。この2つの場合、インスタンスタイプが異なるので、私はどちらが前回作成したインスタンスなのかわかるのですが、もし同じだったら。。。インスタンスIDで見分けろと言われても、「えっつ?!」って感じですよね。

複数のインスタンスを作成した場合、識別できるようにしておいたほうが良いので、タグ付けしておきましょう。該当行のName列にマウスを近づければ、鉛筆アイコンが表示されますのでクリックしてください。

では、タグ付け出来ましたら、今日の本題。インスタンスを起動(開始)します。

該当行を選択し(Name列左に選択BOXがあります。選択すると青くなります)、画面上の「アクション」をクリックします。

メニューの中から、「インスタンスの状態」 - 「開始」をクリックします。

「インスタンスの開始 - これらのインスタンスを開始してよろしいですか?」というポップアップが出てきますので、「開始する」をクリックします(画面省略)。

「ステータスチェック」列を見ておいていただければ、「初期化しています」→「1/2 のチェックに合格しました」と変わります。

「2/2 のチェックに合格しました」と表示されましたら、画面下の「説明」タブの右側に「パブリックIP」が表示されているので、コピーします。

そして、Tera TermなどのSSH接続が可能なクライアントソフトに、コピーしたパブリックIPをペーストし、「OK」をクリックします。「セキュリティ警告」画面は「続行(c)」をクリックしてください(画面省略)。

「RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使う」を選択し、「秘密鍵(K)」ボタンをクリックします。ここで、選択するのは前回作成したプライベートキーペアファイルです(前回、キーペア名にaws_keyと入力しました)。

ところで、「ユーザ名」と「パスワード」には、何を入力しましょう?

私たちが知っているのは、Linux(UNIX)には、rootというユーザーがいることです(Linuxは知らないという方へ、WindowsのAdministratorだと思ってください)。

それしか、わからないので、「ユーザ名」にはroot(小文字)、「パスワード」はわからないので何も入力せずに、「OK」ボタンをクリックしてみましょう。

「英語は苦手!」という方も、落ち着いて読んで頂ければこのメッセージが言っていることはわかってもらえますよね。Tera Termのメニューから「ファイル」 - 「新しい接続(N)」をクリックし、もう一度、プライベートキーペアファイルを選択し、「ユーザ名」にはcentos(小文字)、「パスワード」は何も入力せずに、「OK」ボタンをクリックしてします。

プロンプトが表示されました。ログインできましたね。

よかった、よかったということで、今回はここまでとします。


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私は、「試験に合格したい・仕事に生かしたい エンジニアのためのIT系資格メディア 資格Zine」のオラクルマスターの連載「落とし穴はこれで回避! Oracle DB 12c SQL基礎 弱点克服スクール」を担当しています。 9月13日に、第7回 「結合の使用による複数の表のデータの出力」が公開されました。 ご興味のある方に、お読み頂けると光栄に存じます。

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